2011年3月13日日曜日

堅牢な防波堤をあざ笑うかのような大津波に絶句

高校2年の初夏だったから、1983年のこと。秋田沖を震源とする日本海中部地震というのがあった。津波で数十人の犠牲者を出したほか、私が住んでいた埼玉・浦和でも揺れを感じた大きな地震だった。

その直後、私は修学旅行で東北を回った。秋田へは直接行かなかったが、現地のバスガイドが地震当時の様子を話してくれたのはかすかに覚えている。

その修学旅行で、浄土ヶ浜や釜石、松島などを回った。途中、釜石界隈では、堅牢な防波堤を見た。チリ地震で大津波に遭った教訓から作ったものだと、ガイドさんが説明していた。私は思った。「ここまでのものが必要なのか?」批判的、というよりすごすぎるという意味でそう感じた。


地震前の釜石
そして28年後、巨大地震による未曾有の大津波が、私の高校時代の足跡をごっそり奪い去っていった。波が去ったあとに、汚れたスポンジのような立方体のコンクリートが無造作に並んでいた。まるで人類の浅知恵を大海原があざ笑うかのように。

絶対の守りなどない。では人間はどうすればいいのか。答えは全く見つからない。

2011年2月25日金曜日

史上初?ピンクのスマホ

NTTドコモが昨24日、新しいスマートフォンを発表しました。詳細はこのあたりを参照。
世界最薄、新型Xperia、Android 3.0――ドコモ、Androidスマートフォンとタブレットを発表

もはやスマホの方が日本でもスタンダードになってきた感がありますが、個人的に、これまでは何か物足りないというか、日本でのはやり方がピンとこないという印象がありました。それを解消してくれたのが、今回登場のこれです。↓
美女?あー惜しい。そうじゃなくてこのお姉さんが持っているスマホ。ご覧の通りピンクのスマホなんですね。

言われてみればなかったでしょ、ピンクのスマホって。ガラケーでは当たり前なのに。
さすが外国メディアは、よほどインパクトがあったのでしょう、この点に注目した紹介が多いようです。
やっぱり女子たちは「持ち物は何でも可愛くなきゃ」というのが本性のようで、新たな客層をつかむには当然登場すべきカラーバリエーション。白いのが出るのでないのでかれこれ1年近く出ていないアップルのとはえらい違いです。
「スマホは欲しいけど、可愛くなきゃいや!」という女子には格好のアイテムになるでしょうね。


2011年2月19日土曜日

幻の鉄道雑誌「SLダイヤ情報」が電子書籍で復刻

iPadには従来の電子端末にはない、胸ときめかせる可能性が眠っているわけですが、その中の一つは「タイムマシーン」ではないかと、半分真面目に思ったりします。ノスタルジー派の私にとってはこの上なくありがたい可能性なのですが、今回はそんな願望に答えてくれた、いや願望を超えて現れたある電子雑誌を紹介したいと思います。それがこの↓「SLダイヤ情報」です。
電子書籍 SLダイヤ情報 - 交通新聞社

この雑誌が発刊されたのは今から40年近く前の1972年(昭和47年)秋。当時の国鉄が蒸気機関車の完全撤廃を決定し、残り少なくなった勇姿をフィルムに、そしてこの瞳に刷り込んでおこうと、全国にSLブームが巻き起こった時期であり、こうした雑誌が撮影ガイドの実用誌として重宝されたのでした。

鉄道雑誌というと、まもなく通巻600号と創刊50周年を迎える「鉄道ファン」、終戦直後から続く老舗雑誌「鉄道ピクトリアル」と「鉄道模型趣味」、そして「鉄道ジャーナル」がいわゆる4大誌として君臨しているのですが、この「SLダイヤ情報」の存在を知るファンはそう多くはないでしょう。今では撮影ガイドに特化した「鉄道ダイヤ情報」がそのスピリッツを受け継いでいるわけですが。

ただ、一言添えておくと、かくいう私、当時この雑誌にはほとんど興味を持ちませんでした。これと同じ流れでキネマ旬報社が出していた「蒸気機関車」という雑誌もあったのですが、いずれも見ての通り、“色”がなかったわけですよ。まだ未就学児だった子供に、その良さが解るはずもないわけで。

でも、今こうして改めて目を通してみると、SL消滅(今ではイベントに重宝されているわけですがそれは置いておいて)という一大転換期の車両の動き、ファンの流れ、時代の変わりよう、そして肌感覚が、黒煙と漆黒のボディの画像と丁寧な活字から伝わってきて、40年前の空気を多少ながらかぐことが出来るから不思議です。

あわよくば、他の鉄道雑誌もこうしたかたちでいにしえのバックナンバーを電子化してくれたらと、願わずにはいられません。

2011年2月10日木曜日

7時27分の新恋人はこのひと!らしい

NHK「ニュース7」の気象キャスター・半井小絵さんが3月いっぱいで関東ローカル枠へ異動するとの一報を昨日お伝えしましたが、その後任人事の話が一部夕刊紙に報じられているようです。その名前に上がっているのがこの写真の人→、現在鳥取放送局所属の寺川奈津美さん。NHKとは契約アナとしてやっておられるようですね。もちろん、気象予報士の資格もお持ちのようです。鳥取のローカル枠で気象キャスターをやっているんですかね。
NHK 鳥取放送局 | アナウンサー・キャスター

残念ながら動いているところを見たことがないので判断が難しいところですが、この写真を見るかぎり、半井さんの初々しかった頃(地雷爆発!)に近い感じで、あらたなる「7時27分の恋人」として、大いに期待できる感じです。


2011年2月9日水曜日

なんだってえええ?! NHK半井小絵さん 元ハム建山と不倫報道 - Yahoo!ニュース

NHK半井小絵さん 元ハム建山と不倫報道 (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
ついにこの手の話が出たか、ようやくか、という印象ですね。何せあの美貌とグラマラスボデーですから、浮いた話がない方がおかしいと思っていましたよ。いや、でも、ショックです。え?何がショックって?この記事のこの部分ですよ↓。
同誌は、半井さんの担当が今春に「ニュース7」から、午後8時45分からの「首都圏ニュース」に移るとも報じている。NHKは「新年度からお天気の担当は別の方になります」としている。
ついに「7時27分の恋人」も移動かと。しかもローカル枠に。4月から何を楽しみにニュースを見ればいいのかと…。土日担当の山本さんが移動してきてくれるなら、それはそれで嬉しいんだけれど。

2011年2月8日火曜日

世界初の2画面タッチAndroid携帯 京セラEcho 発表、960 x 800 タブレットモードに変形


世界初の2画面タッチAndroid携帯 京セラEcho 発表、960 x 800 タブレットモードに変形

携帯としては基本仕様は1GHz 第2世代 Snapdragon プロセッサ (QSD 8650)、1GBオンボードメモリと8GB microSDストレージ (32GBまで拡張可能)、LEDライトつき5MPカメラ (動画は720p)、802.11b/g WiFI、Bluetooth 2.1+EDRなど。Sprint の最新鋭スマートフォンながら WiMAXには対応しません。Androidのバージョンは2.2。下は製品画像ギャラリーと、続きはどうやって変形するのか分かるプロモ動画。

Nintendo DSライクなスマホですね。京セラというとかつて「サムライ」って名のカメラ(坂本龍一がCMやってましたね)が真っ先に浮かぶ通り、直線使いのプロダクトデザインが先進的で、これもその系譜を踏襲しているように思えます。

そうか、京セラと任天堂、京都つながりのデザインというわけですか。日本出たら絶対売れるだろうになあ。

それにしても、こんなイメージ画にまでFacebookですか。

2011年2月7日月曜日

やっとPSPフォンが出るらしい Sony Ericsson


先日、次世代PSPこと「NGP」の概要を発表したソニーですが、それとはどうやら別らしい、かねてからうわさだった「PSPフォン」の発表をFacebookにて告知しています。
Sony Ericsson
詳細はまだ不明ですが、NGPの発表と一緒に明らかになったPSソフトの外部展開プラットフォームPlayStation Suiteの中核を成すのがこのPSPフォン(仮)になるのではないかとも考えられます。

ただ、最大の問題は「これが日本で手に入る代物なのか」という点に尽きるでしょう。国内でリリースされるとすれば、おそらくNTTドコモからでるか、もしくは(可能性は薄いですが)SIMロックフリーで売るかということになるでしょう。果たして日本ユーザーに実りのある発表があるのか、今週日曜日を待ちましょう。

それにしても、こういう発表をFacebookを通じて行うというパターン、これから増えていくのでしょうか。これが時代の流れだとすれば、日本のユーザーはますます“置いてきぼり感”が募ることになるのでしょうかね。