2011年1月28日金曜日

ついに(半分だけ?)ベールを脱いだ次世代PSP『Next Generation Portable』

ここ数日海外のデジモノ系ニュースサイトで話題になっていた次世代PSPが、ついに表に出てきました。コードネームは「NGP(Next Generation Portable)」。スペックといい、インターフェイスといい、質感といい、かつてのPSP GOとは違い、かなり高い可能性を感じる代物に練り上げたなという第一印象ですね。
次世代PSP『Next Generation Portable』実機動画その1


ただ、気になる点がいくつか。まず発売時期。今年の年末から順次発売と予告していますが、ちょっと期間をおきすぎていませんかね。例えば、まもなく発表されるであろう、次のiPadが発売されるのがこの夏と予想されることを踏まえれば、Appleの独走を指をくわえて静観せざるを得ないのは何とも歯がゆいはず。任天堂の3DSとの競争を取り上げるメディアもありましたが、1年も後に発売するゲームハードと比較するとは、周回遅れ感が拭えません(どちらが遅れることになるのか分かりませんが)。この1年をさらに前への助走期間と割り切れるのか、ソニーの度量が試される2011年とも言えるでしょうね。

それと、またも新たなメディアを投入したソニーに勝算はあるのかという点。PSP GO失敗の最大の敗因は現行メディアのゲームが全く遊べなかったことにユーザーがそっぽを向いたことでした。NGPのスペックを見る限り、現行PSPのソフトは使えません。PSNを通してのダウンロード販売に果たして多くを期待できるのか、ネット戦略も含めたオールソニーの実力が試される新ハードといっていいでしょう。

そして最も気になるのは価格ですね。3G対応であるということは特定のキャリアと組むことになるでしょう(ドコモが有力でしょうね)が、iPadより安価に持って行けるかがカギでしょう。


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