
スーパー戦隊シリーズ35作目となる新番組「海賊戦隊ゴーカイジャー」、そのプレミアム発表会がきょう29日、東京ドーム・プリズムホールで開かれました。私も年甲斐もなく(ていうかそんなの一切忘れて)、午前中に行われた第1回公演を見てきました。↓
海賊戦隊ゴーカイジャー:35作目のヒーローは旬な「海賊」 ゴーカイレッド「熱く豪快に」 - MANTANWEB(まんたんウェブ)
何せ2月から放送の新番組なもんで、写真撮影に関してはかなり厳しい規制が敷かれており、会場の様子を画像で伝えられないのは残念。とりあえず場内に貼ってあったポスターと、お土産でもらったポスターを載せておきますね。
で、「ゴーカイジャー」の番組内容はこんな感じ。
「海賊戦隊ゴーカイジャー」は、「秘密戦隊ゴレンジャー」(75年)から続く特撮ヒーロー番組のシリーズ35作目。凶悪な「宇宙帝国ザンギャック」に襲撃された地球を力を合わせて守った34のスーパー戦隊たちは戦う力を失ってしまう。時は過ぎ、再びザンギャックの巨大戦艦が地球に襲いかかった。そこに、「宇宙最大のお宝」を探しに地球にやってきた「海賊」が現れる。彼らは、34のスーパー戦隊の力を自在に操るヒーローだった……という設定だ。
少し回りくどい説明になっていますが、ようするにこのゴーカイジャー、「ゴレンジャー」や「ゴーグルファイブ」や「チェンジマン」や「ジェットマン」や「シンケンジャー」や今やっている「ゴセイジャー」の姿に2段変身して戦ってしまうという、早い話が「全部入りジャー」なのです。
テレビ朝日の佐々木基プロデューサーは「『ゴーカイジャー』は歴代34戦隊に変身できるというかなり無謀な企画。今回はゴレンジャー、今回はデンジマンというように、毎週派手な展開が楽しめます。第1話では、歴代の戦隊ヒーロー182人が登場します」と作品をアピール。
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お土産としてもらったポスター。賞金首の額の違い注目 |
というわけですな。さらに5月にはこの全戦隊メンバー80数名が総登場する劇場作品の公開も控えており、長年追ってきた戦隊ファン、特撮ファンにはまさに夢のような1年が幕を開ける、ということなのです。
で、発表会ではゴーカイジャーの5人が壇上に登場して悪の怪人たちと大立ち回りが始まったかと思うと、途中「ゴーカイチェンジ」のかけ声とともに早変わりで現れたのは、ゴーオンジャー、ボウケンジャー、ゲキレンジャー、デカレンジャー、シンケンジャーのオールレッド5人のそろい踏み。しかもこのうちシンケンレッドとデカレッドは、女性キャラであるゴーカイピンクとゴーカイイエローがチェンジしたもので、中身も女性なんですね。シンケンレッドのスカート版は去年の「シンケンジャー」の終盤で登場したので見たことある方も多いでしょうが、胸が膨らんでるデカレッドっていうのは新鮮でした。
また、場内に流れた番組PVでは、ゴーカイジャーの5人がゴレンジャー、マジレンジャー、シンケンジャーに早変わりした姿が映し出されておりました。こちらはオールレッドではありませんが、キレンジャーが女性だったり、本来女性のマジブルーが男になっていたり、反対にマジイエローが女だったりと、別の驚きがありました。なんでもネット上に流出していた画像で確認した限り、スカート姿のビッグワン(ジャッカー電撃隊行動隊長ね)なんてのも出てくるようです。
一方、初のお披露目の場に登場したゴーカイジャーの素顔を演じる5人のメンバーは実に初々しい。リーダー・ゴーカイレッドは海賊のキャプテンという役柄だけ合って、シリーズきっての“オレサマ”キャラ。現行・ゴセイジャーのゴセイレッドがちょっと優男風だったのとはかなり対照的です。ただ、初回でがちがちだったのか第一声では「アカレッド役の小沢亮太です」と言い間違えてしまったり。まあご愛敬ですね。ただこの“アカレッド”というのは物語に登場する重要キャラの名前のようで…、夫この話はまた後日。
そして各メンバーの紹介、先輩であるゴセイジャーの5人による応援出演などがあって、最後は主題歌のお披露目。今回オープニングテーマを歌うのは「炎神戦隊ゴーオンジャー」なども手がけたProject.Rの松原剛志さん。曲調は「轟轟戦隊ボウケンジャー」のOPに近い感じの覚えやすいメロディでした。一方、エンディングテーマはちゃんとは紹介されていませんでしたが、情に意に流れておりました。こちらは歴代戦隊の名前が次々に出てくる数え歌風のものでした。こちらも楽しみですね。